映像圧縮技術を持つ米On2 Technologies社(On2社)は、中国の中央局CCTV(中国中央電視台)が、同社技術を起用して、この夏開催される北京オリンピックの模様をインターネット放送することを発表した。 CCTVのオフィシャルサイトCCTV.comでは、北京オリンピックの模様を24時間7日、インターネットとモバイル経由で配信する予定でいる。On2のVP6ベースで変換されたAdobe Flashのビデオ映像を1000ユニットサーバで構築されたネットワークを介して配信する。 CCTVでは、On2社技術のTrueMotionコーデックで変換されたFlashフォーマットの映像ニュースをマルチスクリーンで配信する。限られた帯域で実行するにあたり、On2社のFlixエンジンを起用することにより配信パフォーマンスを40%以上も向上することができる、という。 Flixエンジンは、独自VP6ベースで変換されたFlashビデオコンテンツのエンコードとパブリッシングを制御するソリューション。