米シスコのIPビデオ配信技術もNBCの北京オリンピック放送に 2008.08.07 米シスコ・システムズ社(シスコ社)のIPビデオネットワーク・インフラがNBCの北京オリンピック放送で採用されることが明らかにされた。 IP(Internet Protocol)経由の放送は、現場で収録された素材をニューヨークとロスアンジェルス側に転送、編集したあと、IPテレビ、PCとスマートフォンへ配信される。現場から米国へは同社の海底ケーブルネットワークを使うため、ギガビットサイズにかさばる素材も負担なく転送できる、という。 17日間続くオリンピック開催期間中、NBCでは3600時間分の放映内容を予定しており、NBCOlympic.comを含め、8局も別の放送先がある。この膨大な時間の放映分の素材を、以前のようにテープライブラリベースで作業をしていたら相当の負担と時間の浪費がかさばるため、今回はファイルベースのワークフローを選択した。 現場からの素材は低解像度にエンコードされて伝送される。NBCのオリンピック放送は、オンデマンドで2200時間、ハイライトや試合の結果などのトピックを集めると3000時間ものコンテンツが用意される。試合のハイライトはスマートフォンでも鑑賞できる。 最近投稿された記事 LGエレクトロニクス、27インチ4K IPSスマートモニター「27U731SA-W」を発売。ビジネスからエンタメまで対応 2025.05.23 Synology、プラグアンドプレイ「BeeStation Plus」を発表。家庭や要求の高いチームのための高速なクラウド体験 2025.05.23 SmallRigから軽量ビデオ三脚キット「AD-50 Max」登場。ワンアクションで高さ調整が可能 2025.05.23 関連キーワード 北京オリンピック この記事をシェア・ブックマークする FOLLOW US ニュース一覧 コラムタイトル一覧 特集タイトル一覧 ライターリスト