米オートデスク、SIGGRAPHに合わせて「Maya」10周年記念バージョンを発表 2008.08.19 米国オートデスク社は先週、米カリフォルニア州で開催されたコンピューターアニメーションの祭典、「SIGGRAPH 2008」において、3D アニメーション ビジュアルエフェクト ソフトウェア、Autodesk Mayaの10周年記念バージョン、「Autodesk Maya 2009」を発表した。 Maya 2009には、さらなる生産性向上を図れる、3D立体作成機能、nParticlesシミュレーション、パワフルなアニメーション ツールの最新機能が搭載され、新たなデータ管理ツール「Maya Assets」や効率的なモデリング制御によりワークフローを最適化することができる。 主な新機能としては、Maya Nucleus統合シミュレーション フレームワークに対応する第2のモジュール、「Maya nParticle」ダイナミック シミュレーション モジュール、筋肉や肌の動きを包括的に生成できる「Mayaマッスル」のほか、UVレイアウトの強化、Autodesk® Toxik™ソフトウェアなどの合成パッケージとの統合を容易に最適化できるレンダーパスなどがあげられる。 Maya nParticleは、直感的で効率的なワークフローで、液体、雲、煙、噴霧、ほこりなど、さまざまな種類の複雑なエフェクトをシミュレートできる。パーティクル同士の衝突、パーティクルとnClothの双方向インタラクション(相互作用)、強力なコンストレイン、クラウドと「メタボール」のハードウェア ディスプレイ、プリセットレンダリング、ダイナミックな動作を搭載している。また、立体(3D)映画を活用できるインビューポート ステレオ ビュー機能で新型のステレオ カメラ・リギングを実現する。 オートデスク社は、リアルタイム シミュレーションとインタラクティブ機能を強化した、3Dキャラクターアニメーションソフトウェア、「MotionBuilder 2009」も同時に発表している。 最近投稿された記事 Peak Design、iPhone 16 Pro用「ナーケース」発売。堅牢性と操作性を両立 2025.04.28 デジタル・オーチャードとコダック・フィルム・ラボ・ロンドン、65mmスキャンアップグレードを発表 2025.04.28 Leofoto、キヤノン「RF800mm F11 IS STM」に取り付けてアルカスイス対応三脚に使用可能なレンズフット発売 2025.04.28 関連キーワード Autodesk MotionBuilder SIGGRAPH この記事をシェア・ブックマークする FOLLOW US ニュース一覧 コラムタイトル一覧 特集タイトル一覧 ライターリスト