Digital Vision、モーション補正、フォーマット変換ソフトウェアをリリース 2008.09.12 Digital Vision社は、モーション補正、フォーマット変換ソフトウェア「Twister」の出荷を開始した。スェーデンに本社を持つDigital Vision社は独自のPHAMETMアルゴリズムを採用したマスタリングやグレーディングシステムを開発、販売している。 Twisterはフォーマット、フレームや解像度を問わず、別のフォーマットへ変換できるアプリケーション。50Hzから59.94、インターレースからプログレッシブへ、またはSDからHDなど画質クオリティも向上させて変換できる、という。また、スーパーシャープなスローモーションやインターレース映像を映画素材として取り入れることもできる。 すべてのプロセスにおいてモーション補正がされるので、アーティファクトの影響の心配がない。Twisterはマルチスレッド対応なので、同社のレンダリング・アクセラレータ「Turbine」が搭載されたワークステーションで使えば、施設にある使用可能なワークステーションのCPUパワーを使って、4kやマルチ2K、HD素材のレンダリングタスクをリアルタイム(もしくはリアルタイム以上で)実行することができる。 Digital Vision社は、アムステルダムで今週開催されているIBC2008にてブース出展をしている(ブース番号: 7.C29)。4K対応カラーグレーディングシステム「Film Master V3.6」、イメージプロセッサ「DVNR 2K」、HDTVスタンダードコンバーター「Cifer」、ノンリニア・マスタリングシステム「Phoenix」などを合わせて展示。Film Master の最新バージョン3.6では、AAFエクスポートとXMLインジェストを追加、Phoenixは、DVOのデ・インターレースの改善、DVO フリッカー調整のスピードが10倍速くなった新バージョンを展示する。 最近投稿された記事 銀一、中国発ブランド「Osee」製品の取り扱い開始。「GoStream」シリーズなど、映像制作用モニター・スイッチャー 2025.06.23 第8回「サイエンスフォトコンテスト」開催決定。科学の不思議や驚きを表現する写真作品を募集 2025.06.23 ProGrade Digital、USB3.2 Gen2対応カードリーダー発売。iPhone15/16で4K 120fps ProRes撮影可能に 2025.06.23 関連キーワード IBC この記事をシェア・ブックマークする FOLLOW US ニュース一覧 コラムタイトル一覧 特集タイトル一覧 ライターリスト