株式会社ニューテックと、株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(VPJ)は放送・映像制作市場へ向けたストレージソリューションにおける製品販売、技術連携、マーケティング活動を共同で展開することを発表した。
ニューテックは、オープンシステムをコンセプトに開発を行う、国内では数少ないストレージ専業メーカー。同社は放送・映像市場への参入・取組み強化の一環として、今夏にストレージ新製品「Ultimate AV」の販売を開始した。
同製品は高速データ転送への対応、ドライブ故障やメディアエラー時でもデータ転送速度を保つCSP(Continuous Sustained Performance)機能、映像編集に関連するサードパーティ製品への対応、Mac OS X/Windows両プラットフォームのサポートなど、映像編集に特化した機能を備えている。
VPJは放送局・ポストプロダクションなど放送・映像コンテンツ制作現場に向けたインテグレーションを得意とするソリューションプロバイダーである。VPJでは、クロスプラットフォーム環境での高速ファイルシェアを実現するSANマネジメントソフトウェア「metaSAN」を核とした映像制作ワークフローの構築・サポートを行っている。
映像制作市場では、映像高画質化により映像データも大容量化しており、これに伴い映像データの管理を行うストレージ構築およびハイエンドなネットワーク環境の構築のニーズが高まってきている。この業界のニーズに応えるために今回の協業が誕生した。 双方の製品「Ultimate AV」と「metaSAN」を大容量データの運用管理を行うSANソリューションとして積極的に提案・販売を行う、という。
また共同マーケティング活動の一環として,両製品の紹介セミナーを10月24日にVPJ東京本社にて開催する予定。