オートデスク株式会社のメディア アンド エンターテインメントは、Autodesk® Inferno®システムのコンポーネントを一新した、第2世代目のInfernoの受注を開始した。
第2世代のInfernoは、9月にワールドワイドに発表された新バージョン2009 Extension 1をベースとしたInfernoのラック内に搭載するハイパフォーマンス・パラレルサーバー・プロセッシングユニットを、GPU搭載型の最新モデルにアップグレードしたもの。
新バージョンについては、オートデスクが社内のベンチマークテスト結果をベースに、標準構成のコンポーネントの見直しが図られた。そしてユーザーが必要な機能(オプション)をユニットとして組み込むことができるようなシステムに仕上げられた。
今回の新しいInfernoは最新のGPUテクノロジーと4つのオプションユニットにより、平均約10倍のスピードでのレンダリングが実証。これによりクリエイティビティ、パフォーマンスおよび柔軟性が飛躍的に向上された。また、新たにラック内に格納するオプションユニットとして、標準搭載の4ノードと合わせて、合計8ノードを1 ラックに搭載するパワーオプション、スペースオプション(拡張ストレージ(7.2TB))、メディアマネージメントとコンフォーム機能が追加できるフローオプション、カラーグレーディング機能をラック内に搭載したグレードオプションという、4つのオプションが用意され、いわばユーザーはセミBTO(Build to Order)形式で必要な機能を自由に選べる。
新Infernoは、先週千葉・幕張メッセで開催された、国際放送機器展のオートデスクブースで初公開された。
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