米Telestream社のソフトウェアベースのメディアエンコーダ「Episode」シリーズが新しいバージョンになった。EpisodeシリーズはMacプラットフォーム専用だったが、ユーザーのニーズに応え、EpisodeとEpisode Proは新バージョンでWindowsプラットフォームも対応できるようになった。
EpisodeではSD/HDフォーマットのメディアデータをクロス・プラットフォームで多様なフォーマットへエンコードできる。新バージョンでは、MXFフォーマットにも対応可能になり、放送サーバやコンテンツサーバといった放送事業者のハイエンドな環境にも柔軟に対応できるようになった。また、フォルダーにプロジェクトをドラッグ・アンド・ドロップするだけで自動にエンコードをする機能も搭載された。
Episodeには2種類のバージョンがあり、ベーシックバージョンではハイエンドのフォーマットのエンコードと、Web、DVDオーサリング、モバイル配信系の用途としてFlash8/9やWindows Media、QuickTime、H.264、 VC-1、3GPP、 MPEG-1/2/4といったフォーマットにデコードできる。プロフェッショナルバージョンは、それに加え、GXF、MXF、H.264 High Profile、DVCPRO HDなどにもデコードできる。