「スラムダンス映画祭2009」開催中！
米ユタ州で毎年開催される、インディペンデント・スピリッツあふれる映画祭「スラムダンス映画祭」が2009年1月15日（水）より開催中だ。商業主義的になったサンダンス映画祭に対抗し、サンダンスと全く同じ期間にユタ州で行われる映画祭だ。そこで上映される映画は最先端でインディペンデント、商業主義にはやすやすと乗っからない気骨のある作品ばかり！今年は15周年記念ということで、ハイライトをご紹介しよう。
スラムダンス映画祭特設チャンネル15年間の歴史の中でも、映画界を揺るがす革新的な出来事がインターネット。スラムダンスも今年から新たな試みとして、インターネットでの映画配信を行う。USのサイトINDIEROAD.netのスラムダンス映画祭特設チャンネルにて、上映作品を1作品につき9ドルで視聴することができる。クリエイティビティ溢れる作品たちを自宅で楽しむことができるわけだ。フィルムメーカーが創設した映画祭だけに、料金のうち3分の1は監督に支払われる仕組みときっちりしている。
人気ドラマ「ロスト」のあの人が主演「I Sell the Dead」
予算100万ドル（約8,915万円）以下、初監督、アメリカ国内での配給が決まっていないという条件の作品に限られたコンペティション部門では、20本の作品を上映。最大の注目作品はTVドラマ「ロスト」のチャーリー・ペイス役で知られるDominic Monaghan（ドミニク・モナハン）が18世紀の墓堀り人を演じるホラー映画「I Sell the Dead」。アメリカでカルト的人気を誇るコメディ・グループ”Broken Lizard“の新作映画「The Slammin’ Salmon」も気になるところ。
スラムダンスでデビューを飾った「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン、「ネバーランド」のマーク・フォースター監督に続くスターは現れるか！ほか、映画祭詳細については公式サイトまで。
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