米Akamai Technologiesは、Barack Obama第44代大統領就任式のライブ配信に関するオンライン・トラフィックについて発表した。同社によると、約700万以上のストリーミング・ビデオを同時配信した最高ピークでは、ネットワーク上のトラフィックが毎秒2Tビットを超えたという。
今回、このライブ配信には、同社の分散型ホスティング・プラットフォーム「EdgePlatform」が採用され、NYTimes.com、Ustream、 Viacom、 WSJ.comといったケーブル放送事業者からAdobe® Flash® でストリーミングされた。また、オンライン・ニュース・サイトのビジター数は11時45分頃(東部時間)に跳ね上がり、毎分約540万人に達したという。
通常のビジター数を大きく上回ったものの、Obama氏が大統領選で勝利を収めた2008年11月4日の23時(毎分857万人)のビジター数には及ばなかった。 米Microsoftでは、大統領就任式実行委員会(PIC)のWebサイトで、この米大統領就任式の映像ライブおよびオンデマンド配信に、同社のメディア再生/リッチ・インタラクティブ・アプリケーション(RIA)表示技術「Silverlight」が採用されたと発表している。