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富士フイルム株式会社は、最大輝度12,000lm、高精細な4K投写に対応した、レンズ交換式プロジェクター「FUJIFILM PROJECTOR ZUH12000」(以下:FP-ZUH12000)を開発した。

富士フイルムプロジェクター「Zシリーズ」では初となるレンズ交換式ボディを採用し、業界唯一(2026年1月21日現在、同社調べ)となる屈曲型回転機構レンズを含むオプションレンズをラインアップにそろえ、2026年夏に発売する予定。

「FP-ZUH12000」は、画像処理ユニットに最新のDLPチップを搭載することで、高輝度かつ高精細な4K映像を投写できる。従来機のFUJIFILM PROJECTOR ZUH6000に(以下:FP-ZUH6000)比べ2倍の明るさを実現し、企業のショールームや商業施設など、環境光のある大規模な空間での展示演出や会場演出が可能だという。

また、投写映像のコントラスト比を高めたことで、黒の表現力が向上し、立体感のある映像表現を実現。さらに、新規開発したレンズと組み合わせることで、イマーシブな空間演出に加えて広い講堂や会議室など高輝度の投写が求められるさまざまなシーンで、高精細な4K映像を提供する。

同社は、2026年2月3日~2月6日にスペインのバルセロナで開催されるメディア総合イベント「Integrated Systems Europe 2026」にて「FP-ZUH12000」を参考展示する。

同社は、2019年に世界初の「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載したプロジェクター「Zシリーズ」を発売。以降、2021年に高輝度モデル「FUJIFILM PROJECTOR Z8000」、2025年には4K投写と高い色再現性を実現した輝度6,000lmの「FUJIFILM PROJECTOR ZUH6000」を発売し、ラインアップを拡充してきた。

同社のプロジェクター「Zシリーズ」は、独自の回転レンズ機構を搭載しており、さまざまな方向への映像投写、至近距離からの大画面投写が可能であることから、「設置の自由度が高く、空間演出の幅が広がる」「目立たない場所に設置し、没入感のある空間を演出できる」など、ユーザーから高い評価を得ている。

昨今、従来「Zシリーズ」を導入している没入型の美術館やイベント会場だけでなく、大規模なショールームや商業施設などで「環境光のある明るい空間でも、高精細な映像を投写したい」というニーズが高まっている。そうした期待にこたえるべく、同社は、12,000lmの高輝度で高精細な4K映像に対応し、色再現に優れた同モデルを開発した。

今回新たに開発した「FP-ZUH12000」は、12,000lmの高輝度、高精細な4K映像投写に対応し、優れた色再現となめらかな階調表現で多様な空間を効果的に演出するプロジェクターだ。最新のレーザー光源技術を採用し12,000lmの高輝度で色鮮やかな映像を提供するほか、軽量(本体質量約18.1kg)かつコンパクト(幅535mm・奥行396mm・高さ189mm)な本体設計を実現した。

また、「FP-ZUH12000」は、「Zシリーズ」で初めてレンズ交換に対応。交換レンズとして、超短焦点レンズ「FP-ZL034」(投写比0.34-0.41)、短焦点レンズ「FP-ZL050」(投写比0.5-0.65)、標準レンズ「FP-ZL125」(投写比1.25-2.0)の計3種類のラインアップをそろえる。

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写真左から「FP-ZL034」、「FP-ZL050」、「FP-ZL125」

超短焦点レンズ「FP-ZL034」は業界唯一の屈曲型回転機構を採用したレンズで、クラス最大級となる上下60%・左右30%のレンズシフト範囲をカバーする。プロジェクター本体の位置やレンズの向きを変えることなく、広範囲に投写映像を動かすことができ、映像調整作業の効率化に寄与するとしている。

同社は、今後も独自の光学技術を生かした、設置自由度の高いプロジェクターの開発と提供を通じて、多様なニーズに応え、空間演出の可能性をひろげていくとしている。

「FP-ZUH12000」の主な特長

高精細4Kで色再現に優れた映像を投写可能

最新のDLPチップ(0.8インチHEP DMD)を採用し、4K(スクリーン解像度 3840 x 2400)の高精細な映像投写に対応する。前機種「FP-ZUH6000」で搭載した同社独自の光学エンジンを進化させ、優れた色再現と滑らかな階調表現を実現した。

高輝度12,000lmの明るい映像と軽量コンパクト設計を実現

最新のレーザー光源を採用し、12,000lmの明るい映像を投写する。軽量(本体質量約18.1kg)かつコンパクトボディ(幅535mm・奥行396mm・高さ189mm)を実現し、設置や運搬時の負担軽減に寄与する。

多様なレンズラインアップをそろえることでさまざまなニーズに対応した空間演出を実現

独自の屈曲型回転機構を搭載した超短焦点レンズを含む、計3本のオプションレンズを新開発した。3つのオプションレンズは投写比が、0.34-0.41の超短焦点レンズ,0.5-0.65の短焦点レンズ,1.25-2.0の標準レンズとなっており、用途や設置場所に応じてレンズを交換できる。

「屈曲型回転機構レンズ」を活用し、場所を選ばず意図どおりの空間演出を実現

FP-ZUH12000においても「Zシリーズ」の特長でもある「屈曲型回転機構レンズ」(FP-ZL034)を活用できる。レンズを360度回転させることに加え、クラス最大級となる上下60%・左右30%のレンズシフトが可能。本体やレンズの向きを動かすことなく壁やスクリーン、天井や床などさまざまな壁面へ投写が可能だ。

プロジェクターの本体を隠しレンズ部のみを露出した設置もでき、より没入感のある空間を創出するという。