Ross Video社では、NAB 2009(2009 NAB SHOW)で最新SD/HDスイッチャや、3月に買収をしたMedia Refinery社の2D/3DHDキャラクタージェネレータを主力製品として出展する。ブース番号は、SU1807。
SD/HDスイッチャ「Vision QMD/X」では、最新バージョンソフトウェア9.0を搭載して展示。バージョン9.0は、8チャンネルまで拡張されたDVE、ホワイトフラッシュ、静止画のサムネール、アニメーショントリミング、新ワープ、MLE オートフローなど、さまざまな機能が追加され、また最新周辺機材のデバイスコントロール付属や、シリアル、イーサーネットを介したVTR、ビデオサーバ、キャラジェネなどのコントロールも可能だ。
また、元Media Refinery社の2D/3DHDキャラクタージェネレータ「Xpression」は、その場での実写撮影データと3Dグラフィックスをリアルタイムに合成・アニメートするのでライブ映像用途に最適。Xpressionは、個別ハードウェアからカスタマイズ、あるいはターンキーシステムとしても構築できる。
Xpressionは、フルパッケージの「XPression Studio」、オンエア送出用「XPression Player」、グラフィックスに特化した「XPression Designer」や、APCの「XPression BlueBox」と揃っている。そのほか、コンパクトスイッチャ「CrossOver」や、自動プロダクションコントロールシステム「OverDrive」、ビデオサーバ「SoftMetal Video Server」シリーズなども展示する。