ソニー株式会社(東京都港区)は、米国・ラスベガスで開催中の国際放送機器展”2009 NABSHOW”にて、XDCAM HD422をはじめとした新製品を多数出展する。ブース番号はC11001。

ブース内では、「HDニュース・フィールド制作」「HDデジタルシネマ・CM制作」「HDライブ制作」「HDイベント制作」など、制作分野別にコーナーを設け、新製品を中心としたソリューションの展示を行う。

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PDW-F800

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SRW-9000

SRW-9000

HDニュース・フィールド制作コーナーでは、XDCAM HD422シリーズ新機種として、23.98P記録に対応するカムコーダー「PDW-F800」、レコーダー「PDW-F1600」、及びフィールドステーション「PDW-HR1」の3機種を出展。HDデジタルシネマ・CM制作コーナーでは、”CineAlta”シリーズ・デジタルシネマカメラ「F35」及び「F23」をレンズ12ピンコネクター等に対応させた最新バージョン「F35/1」及び「F23/1」を出展。また、HDCAM-SRフォーマット初のVTR一体型カムコーダー「SRW-9000」をはじめ、レコーダー「SRW-5800」およびプレーヤー「SRW-5100」等、HDCAM-SR機器各種が展示されている。

HDライブ制作コーナーでは、マルチフォーマットスイッチャーMVSシリーズの新製品「MVS-6000」を出展。新しいハードウェアにより、小型化を図っている。制作用システムカメラでは、「HDC-1000シリーズ」の上位モデルとなる「HDC-1000Rシリーズ」が登場。その他にはデジタルトライアックスカメラ「HSC-300」及び「HXC-100」のラインナップも新たに加わることで、従来の放送用スタジオのHD化だけでなく、スタジアムや会議場等といった施設のHD化を促進していくとしている。

HDイベント制作コーナーでは、XDCAM EXカムコーダー「PMW-EX3」「PMW-EX1」に対応した大容量モバイルストレージユニット「PXU-MS240」、及びHDDカートリッジ「PXU-HC240」を出展。業務用HDVシリーズでは新製品の展示はないものの、HDVカムコーダー「HVR-Z5」やメモリーレコーディングユニット「HVR-MRC1K」をはじめとしたHD商品群を出展する。

ディスプレイ展示コーナーでは、23型液晶マスターモニター新製品となる「BVM-L231」を出展。業務用液晶モニター”LUMA”シリーズには「LMD-2451W」(24型)、及び「LMD-940W」(9型)の2機種がラインナップに追加された。また、”TRIMASTER”を搭載した高解像度モニターの新商品として、56型QFHD(3840×2160)の液晶モニター「SRM-L560」、及び3D制作モニターを参考展示する。