全世界で最大規模の映画館チェーンである米Regal Entertainment Group(Regal社)とソニー・エレクトロニクスは、今後3~5年をかけてRegal社の全ての映画チェーン店に、ソニーの”4K”デジタルプロジェクターシステムを導入することで合意した。

“4K”技術は、2K上映システムの4倍の解像度、フルHDテレビの4倍を超える解像度を実現する。ソニーの”4K”デジタルシネマプロジェクターは、880万ピクセルという高解像度を提供する。

Regal社の新CEO Amy Miles氏によると、今後Regal社の約1500スクリーンにおいて、ソニー製の最新3Dレンズアダプターを使用し、3Dデジタルシネマ投影にも対応していく予定だという。

今回のRegal社とソニーの合意は、2007年にRegal Entertainment Group、AMC Entertainment、Cinemark USA, Inc.によって設立されたDigital Cinema Implementation Partners, LLC(DCIP)が進めている活動の一環。DCIPはデジタルシネマの展開を企画・導入する役割を担っている。