株式会社エヌジーシー(東京都中央区)は、株式会社しくみデザイン(福岡県福岡市)のインタラクティブサイネージ・ソリューション「Saika」を、デジタルサイネージソフトウェア「Scala」上に搭載した「Saika for Scala」を7月より販売を開始すると発表した。

「Saika」は、ディスプレイの正面に立つだけでキャラクターに変身したり、見ている人の動きに反応したりできるエンターテイメント型デジタルサイネージシステム。九州工業大学による実験では注目度(人を惹き付ける効果)がこれまでのデジタルサイネージの約13.5倍との結果が得られたという。

この「Saika」をデジタルサイネージのコンテンツの一つとして組み込んだものが「Saika for Scala」だ。企画面では株式会社BEC、開発面ではエヌジーシーと「Saika」の開発元であるしくみデザインとの三社共同で考案・開発された。既にScalaをデジタルサイネージシステムのベースソフトウェアとして展開している運用・企画会社などに対して、2009年度中に300ライセンスの販売を目指すという。