スカパーJSAT株式会社(東京都港区)は日本で初の試みとして、劇場版実写3D映画をテレビ放送する。3D放送されるのは、2008年10月に全国公開された、「センター・オブ・ジ・アース -3D-<吹替版>」。この作品は、実写でフル立体映画としては市場初でもあった。
番組放送は、「スカパー!HD」または「スカパー!e2」の利用者が対象で、来月8月18日と8月25日に各4回にわたり、これらHDチャンネルで3D放送するという。この3D放送番組は、番組単位で購入するペイ・パー・ビュー(スカパー!e2はペイ・パー・シリーズ)作品として提供され、いずれも視聴料金は630円である。
通常の一般家庭のテレビで立体画像を鑑賞するにあたり、今回は赤と青のフィルターを通して見る「アナグリフ方式」が採用されるので、劇場で鑑賞するものとは見え方が異なる。番組視聴をカスタマーセンターに申し込みすれば、事前に専用メガネ(赤青メガネ)が1セット(4個)発送される。
受付期間は8月18日放送の回は7月15日~8月11日まで、8月25日放送の回は7月15日~8月16日まで。スカパーJSATでは、9月以降も3D映画の放送を予定しているという。