株式会社東芝は米国時間3日、同社初のブルーレイ・ディスク(BD)プレーヤー「BDX2000」を欧米市場向けに発売すると発表した。またToshiba EuropeからもIFAにむけて、BDプレーヤー「BDX2000」とともに、BD搭載のノートPC「Satellite P500」といったBlu-ray搭載製品を紹介、欧州や米国に投入する新製品について発表を行った。
BDX2000は、ネットワークを通じてコンテンツを取得、再生するための仕様「BD-Live(Profile 2.0)」に対応している。メインで表示する画面の一部に小画面を表示して同時再生する機能「Bonus View」も備える。また、「レグザリンク」で、HDMIケーブルで同社の液晶テレビ「REGZA」と接続すれば、テレビのリモコンで本体を操作できる。HDMI出力はドルビーTrueHDや、DTS-HD Master Audioなどのビットストリーム出力が可能。
BDX2000は米国では11月から249.99ドルで、欧州各国では12月から順次発売するという。日本市場に関しては現在は未定。
同社は、次世代DVD規格としてHD DVDを推進していたがBlu-rayに敗北。2008年2月、HD DVD事業の終息を表明し、今年8月にBlu-ray Disc Associationへの加盟を申請していた。