株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(東京渋谷区、以下:VPJ)は、2009年国際放送機器展(Inter BEE 2009)にて、「オープンプラットフォームファイルベース映像制作ワークフロー」をテーマに、汎用アプリケーション、ハードウェア、ネットワーク技術を用いた、オープン環境におけるコストパフォーマンスの高いハイエンドな映像制作ワークフローを、新製品を交えて紹介する(ブース番号8310)。
多様なアプリケーションやプラットフォームの混在により、ファイルベースでの作業ワークフローでは、データ共有や管理・ ネットワーク運用に負担がかかっている。また、4K、2Kと大容量化が進む映像制作現場では、大容量データの取り扱いに要する業務負荷が増大し、本来の作業を妨げる要因となっているという。
これに対しVPJでは、高速ネットワーク/ストレージソ リューション「metaSAN」を中核にした、最新のファイルベースワークフローをサポートする各種ソリューションで、オープン環境の制作プロセスにおけるボトルネックを解消するコストパフォーマンスの高いワークフローの構築を提案する。
ブース展示では、ネットワーク環境でビデオ IOをサポートするソフトウェアベースデジタルディスクレコーダー「INGEST GATE」、ファイル管理ソリューション「thiiDa2」、そしてリアルタイムDI、RED R3Dを含むRAWデータをサポートする「Speed Grade DI」を、実演を交えて紹介する。またシアターデモでは、スペシャルセッションにてmetaSANユーザーを迎え、デジタルマスタリング、ポストプロダクションやボリュームエンコード作業の実務ワークフローの紹介や、またアドビ社とのコラボレーションでAdobe CS4最新バージョンの紹介が催される。