株式会社アスク(東京都千代田区)は、米Cinetoys社の「GearNexギヤヘッド」の取扱を開始したことを発表した。来る11月5日には、国内販売代理店となった株式会社新輝と共にアスクショールームにて内覧会が催される。
GearNexは、’4K Red’やPanasonic ‘HDX900’といったカメラに対応した、映画やデジタルシネマ向けのギヤヘッド。春のNABで発表、この秋から米国で出荷開始された新製品だ。ギヤを採用した設計により、通常の油圧式ヘッドよりも高度なパン・チルト操作を行えるという。背面のハンドホイールでチルトアングル、同時に側面のパンハンドホイールによってフル360度のパン動作が可能。軽量化、そして市場に出回っているギアヘッドの価格を約4分の1にまで抑え、拡販性を高めた。
GearNexは、「Stealth」ブラック、「RedHead」レッドの2種類のカラーバリエーションを用意。パン回転角度は最大360度まで可能で、使用する三脚に併せてベースは、100mm/150mmトライポッドボール、またはミッチェルプレートから選べる。国内出荷は11月末を予定している。価格はまだ未定。InterBEEでは、代理店の新輝の展示ブースでも一般初公開される(ブース番号6304)。