逗子・葉山コミュニティ放送株式会社(神奈川県三浦郡)は、11月18日から開催される2009年国際放送機器展(Inter BEE 2009)にて、米RCS社の最新音楽放送自動編成ソフトウエアを紹介、同社システム採用を経験に、FM局での番組作成の省力化、コミュニティFM局での自主制作番組の24時間化のソリューションを紹介する(ブース番号5206)。
音楽放送自動編成ソフトウエアには2種類に分かれ、「Gselector」では与えられた番組の編成条件から、最適な楽曲を必要な数自動選択し、指定時間に、コマーシャル、ジングルなど楽曲以外の音源も自動で組み込むことができる。
「Zetta」ではGselectorで作成された、スケジュールで決められた通りに音声を送出する。スケジュールの編集、ボイス・トラック(DJのアナウンス部分)の生成や挿入等も行える。このシステムは番組自動生成のみではなく、トークショウなどのライブ放送にも的確に対応できるという。
また同社では会期中、プレゼンルーム(HALL7入口向い、1階)にて放送自動化ワークショップを開催する。湘南BeachFMでの経験による放送自動化のワークフローや放送自動化システムについて紹介がある。