Discovery Communication(以下:Discovery)、IMAX Corporation(以下:IMAX)、ソニー株式会社(以下:ソニー)の3社は、米国にて3D映像を放送する専用TVネットワークを立ち上げる合弁会社を設立することを発表した。3社は、2011年、米国を皮切りに、家庭で3次元映像を視聴できることを目指す。

この新しい3Dネットワークは、3Dで高品質なコンテンツを提供する予定。これらには、Discovery、IMAX、Sony Pictures Entertaiment、その他プロバイダーの有する、自然史、宇宙、探検、冒険、工学、科学、技術、映画、子供向け番組が含まれる。

Discoveryは、加入者獲得やテクニカルサポートを含むネットワークサービス、自社コンテンツの3D化権利などを提供し、全米で13あるテレビネットワーク網でのクロスプロモーションを図る。

ソニーは、広告や番組提供者の獲得支援、現行および将来の3D映画、音楽・ゲーム関連の3Dコンテンツのテレビ権利化の検討、販売店でのクロスプロモーションを担う。

IMAXも、全米の自社劇場でのプロモーションを展開しつつ、将来の3D映画のテレビ権利化を推進し、自社所有の映像関連特許や3D技術をライセンスする。

3社はこの度意向確認覚書を交わしており、今後、必要に応じて当局の承認を得るとともに、速やかに法的拘束力を有する契約を締結するよう目指すという。