ティアック株式会社(東京都多摩市)は、高音質ステレオコンデンサーマイクにより24bit/48kHz のリニアPCM 録音にも対応した、2タイプのIC レコーダー、『VR-20』を2010年3月上旬より、『VR-10』を2010年2月下旬より発売を開始する。
VR-20、VR-10は、高音質ステレオコンデンサーマイクを内蔵し24bit/48kHzのリニアPCM録音にも対応したICレコーダー。会議やインタビューなどでの高音質な録音が可能。録音は、24 ビット/サンプリング周波数48kHzの高音質リニアPCM 録音と、長時間録音が可能なMP3録音を選択できる。また、再生速度可変機能やスピーカーといった再生機能も搭載している。
VR-20は、可動マイク機構を採用しており、インタビューや講義の録音などピンポイントの音源を録音する場合に最適なインタビューポジション(X-Y方式ステレオ録音)、上での会議録音など広範囲の音源を録音する場合に最適なカンファレンスポジション(A-B方式ステレオ録音)など音源に合わせた録音ができる。VR-10は、高音質な録音を行える無指向性マイクを採用している。
さらに、ティアックは独beyerdynamic社(ベイヤーダイナミック)製のヘッドホン2モデル「DTX 910」「DTX 710」を、2010年2月26日から発売する。
「DTX 910」「DTX 710」は、ダイナミック・オープン型のヘッドフォン。前機種に搭載されていたネオジウムマグネットとマイラー・ダイヤフラムの組み合わせによる高性能ドライバーをさらにアップグレードしているという。
DTX 910は、「ハイファイなナチュラルサウンド」が特徴とされており、周波数特性は15Hz~23kHz、インピーダンスが32Ω、感度が98dB、許容入力が100mWとなっている。
DTX 710は、「豊かな重低音」が特徴とされており、周波数特性は16Hz~23kHz、インピーダンスが32Ω、感度が97dB、許容入力が100mWとなっている。