米AJA Video Systems社は、2010年4月12日(月)から15日(木)までの4日間ラスベガスで開催されるNAB 2010にて、5種類の新しいミニコンバータ「FiDO」を発表した。

FiDOは、SDI/Optical Fiberコンバータ。SDI、HD-SDI、3G-SDI信号を標準のFiberオプティカルケーブル(シングルモード)を使用してLC 接続することにより、最大10kmの伝送が可能となっている。また、SMPTE規格に準拠し、頑丈で屋内外問わず使うことができるという。

FiDOには、5つのモデルがある。FiDOデュアルチャンネルモデルは正確な3D、Dual Link SDIのための2チャンネル変換または、完全に独立した2チャンネルSDIの変換ができ、SD、HD、3Gどんな組み合わせでも可能。そのほか、グラウンド・ループを防ぐために電気回路を遮断する機能も搭載している。さらに、FiDOコンバータは狭い空間や機材ラックの後ろ限りのある場所でも使用できるようコンパクトに設計してあるという。

FiDOモデルのラインナップは以下のとおり。

  • FiDO-R:シングルファイバーチャネル→SDI変換(デュアルSDI出力)
  • FiDO-2R:デュアルファイバーチャネル→SDI変換
  • FiDO-T:シングルSDIチャンネル→ファイバー変換(ルーピングSDI出力)
  • FiDO-2T:デュアルSDIチャンネル→ファイバー変換
  • FiDO-TR:SDI/ファイバートランシーバー

発売は4月内の予定。日本国内での価格は後日発表される。