NAB 2026のPixboomブースでは、同社のハイスピードカメラ「Spark」の製品版が披露された。昨年の発表から約1年を経て、本製品は量産モデルとしての完成段階に入り、出荷直前の状態にあるという。5月より、先行予約分から順次ユーザーへの出荷が開始される予定である。
Pixboomの日本国内における独占販売代理店である株式会社RAIDの板倉氏にも話を聞いた。同社によれば、Pixboomのブース規模は前年から大幅に拡大しており、従来のハイスピードカメラ市場における主流機種に対する新たな選択肢として関心を集めているという。
展示された機体は最終仕様に近いモデルで、外装にはシルバーとブラックの2色がラインアップされている。
デモンストレーションでは、水中に物体を落とす瞬間を4K相当の解像度で1171fpsにて撮影。解像度は可変式で、展示ではアスペクト比2.37:1(4096×1728)のワイド設定による収録が行われた。
また、アナモフィックレンズでの使用を想定した設計も特徴である。撮影後にデスクイーズ(横方向の補正)を行い、意図した画角・解像度で再生確認するワークフローに対応する。
現時点ではSDI出力機能は未開放だが、今後のファームウェアアップデートでの対応が予定されている。ハードウェア自体は完成段階にあり、HDMI経由での再生出力は安定して動作している。日本市場での展開にも注目が集まる。