米ATTOテクノロジー社は、IBM社製ストレージシステムDS3000とDS5000シリーズをMac OS X環境で使えるようにする、高パフォーマンスのストレージ接続ソリューションを発表した。これは、ATTO社の8ビット・ファイバチャンネル・ホストアダプタ「Celerity」とQuantum社「StorNext」データマネージメント・ソフトウェアをMacプラットフォームに搭載したもの。

ミッドレンジのストレージ・ソリューションとして、Mac環境の編集プロダクションのワークフローの効率化を図る、リアルタイムにデジタルコンテンツを提供できる環境を実現する。ホストアダプタは、ファイバチャンネル・ストレージエリアネットワーク(SAN)の最も重要なコンポーネントのひとつ。Mac ProワークステーションとMac OS XサーバはCelerityファイバチャンネルHBAにより、Ethernetネットワーク経由でIBM DS3000/DS5000に接続、高帯域および低遅延なコネクティビティを実現するという。

またATTO社はNABにて、SAS/SATA ストレージに8Gb/s ファイバチャンネル・コネクティビティを提供する「Fast Stream SC8500」RAIDストレージコントローラや、ExpressSAS」6Gb/sおよび3Gb/s SAS/SATA RAID アダプターといった新製品を紹介。また、Celerityを使い、Windows、Linux 、MacのクロスプラットフォームでSANストレージ内のファイル共有を可能にする「MultiPath Director」も発表している。