株式会社エヌジーシー(東京都中央区、NGC)は、顔認識をコンテンツと連動させる双方向デジタルサイネージシステムを3月の株式会社パルコ(東京都豊島区)の福岡PARCOのオープンに合わせ納入したと発表した。本システムは「パルコタッチ ビジョン」と名付けられ、来店者のコミュニケーションツールとして使用されている。

「パルコタッチビジョン」は各フロアのエスカレーター脇のレストスペースに設置され、タッチパネルによるフロアガイド、イベント情報、会員カードの案内などを行うだけではなく、フェリカカードやフェリカ組み込み携帯電話による双方向コミュニケーションを実現。また、NGCと有限会社マーズ(福岡県福岡市)が共同で開発した「顔認識カメラとの連動サイネージ」システムも採用し、利用者が画面を見ているか否かを顔認識により判断し、無駄な画面の切り替わりがない上、視聴者の見る位置によりコンテンツが最適化され、効果的なデジタルサイネージを実現としている。

なお、本サービスは幕張メッセにて開催される「デジタルサイネージジャパン2010」(6/9~11開催)のNGCブースにて出展される。