トムソン・カノープス株式会社(兵庫県神戸市)は、HD対応ノンリニア編集ワークステーション「REXCEED」の新モデル「REXCEED MODEL600V」と「REXCEED MODEL600VE」を6月下旬に発売する。
新たに発売となるREXCEED MODEL600Vシリーズは、HDMIやHDコンポ―ネントの入出力を備えた高性能ビデオ編集ボード「HDSTORM PLUS」を搭載したHD対応ノンリニア編集ワークステーション。業務用モニタやテレビなどでのリアルタイムプレビューを可能にした。また、ワークステーションのパフォーマンスの大幅な向上により、リアルタイム性能も向上し、より快適なHD編集環境を実現。さらに、ブルーレイドライブを標準装備し、大容量HDDを搭載することで、HDの入力から出力(書き出し)までスピーディーなワークフローを構築できる。
「REXCEED MODEL600V」の他に、H.264/MPEG2対応ハードウェアアクセラレータボード「FIRECODER Blu」とEPR-SATA1を搭載したモデル「REXCEED MODEL600VE」もラインナップし、ハードウェアによる高速エンコードで、Blu-ray/DVDディスク作成やH.264とMPEG2の相互ファイル変換をより快適に行える。また、オプションの可搬型1TB HDDユニット「EPR-5004」との接続も可能となる。
価格は、メーカー希望小売価格で「REXCEED MODEL600VE」が798,000円(税別)、「REXCEED MODEL600V」が698,000円(税別)となっている。