マンフロット株式会社(東京都港区)はCATV展の会期中である去る6月25日マンフロットの新しい三脚システムとして先のNAB2010で出展・発表された504HDが国内発表された。
504HDはマンフロット独自のブリッジ構造を採用しており、3段階のカウンターバランスと無段階調節可能なパン/ティルトドラッグ調節機能を備えている。また、トッププレートの面積も広くしより安定したカメラ保持を実現したほか、ヘッド左右には3/8のネジ穴が装備されており、直接カメラに取り付けることができないようなモニターや照明器具などを装着することができるようになっている。同社ではこうした周辺機器を装着するためのアクセサリーとしてハイドロスタットアームを従来から発売しており、発表会場とCATV展のブースではLEDライトを装着して展示していた。
発表会場には世界遺産などのカメラマンとして活躍している矢口信夫氏が、504HDを使用して世界各国を撮影したときの使用感などを撮影した映像とともに紹介しており、504HDの優れた操作性や信頼性などが披露された。
ツインレッグシステムとしてミッドスプレッダータイプの504HD/564BKとグランドスプレッダータイプの504HD/546GBKが、シングルカーボンレッグシステムとして最低高40.5から最大高184cmの504HD/535Kと最低高40 cmから最大高217.5cmの504HD/536Kの4種類がパッケージ商品として7月末から発売される予定。
最大耐荷重 | 最低高 | 最大高 | 自重 | 価格(税込) | |
504HD/546BK | 7.5kg | 44cm | 167.5cm | 6.3kg | 118,650円 |
504HD/546GBK | 7.5kg | 46.5cm | 171cm | 6.3kg | 129,150円 | 504HD/535K | 7.5kg | 40.5cm | 184cm | 5kg | 149,940円 |
504HD/536K | 7.5kg | 40cm | 217.5cm | 6.1kg | 174,300円 |