日本ビクター株式会社(神奈川県横浜市)は、今夏の東映3D映画「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」、「天装戦隊ゴセイジャーエピック ON THE ムービー」の一部3D映像の制作で、同社製の「IF-2D3D1」が採用され、8月7日より全国公開されると発表した。

同社では、独自開発のアルゴリズムにより、通常の2D映像を3D立体映像にリアルタイムで変換する「2D-3D コンバーター」機能や3D映像の撮影や編集作業をサポートする機能を搭載した業務用3Dイメージプロセッサ「IF-2D3D1」を発売している。また同時に、同社グループの株式会社ビデオテック(東京都渋谷区)にて、同機と、独自の3D映像制作技術を駆使した3D映像制作受託ビジネスを開始している。

今回の採用は、3Dイメージプロセッサ「IF-2D3D1」の2D-3D変換性能の良さやその3D映像制作スピードの速さやコストパフォーマンスの良さが総合的に高く評価され、実現した。同社では、今後も3D映画の大ヒットや家庭用3Dテレビの普及により急激に拡大する3D映像制作マーケットに向け、「IF-2D3D1」の販売や株式会社ビデオテックでの3D映像制作受託ビジネスを積極的に展開していくという。