パナソニック株式会社(大阪府門真市)は、世界初の業務用一体型二眼式3Dカメラレコーダー「AG-3DA1」の出荷を開始した。

従来の3Dカメラシステムでは、2台のカメラをリグに平行もしくはハーフミラーをはさんで垂直に交差するようにとりつけた大掛かりなシステムで、撮影には入念な調整作業が必要で、レコーダーは別途用意する必要があった。

それに対して同製品は、業務用としては世界初の一体型二眼式フルHD 3Dカメラレコーダーで、レンズ・カメラヘッド・メモリーカード記録部が一つの筐体に一体化しており、従来の3Dカメラシステムと比べ大幅に低価格でかつ小型で高い機動力を発揮し、メンテナンス性にも優れているという。
:フルHD 3D 映像をSD メモリーカードに記録できる一体型カメラレコーダーとして。(2010年8月現在。パナソニック調べ)

なお、8月23日から26日まで中国北京市内で開催される国際放送機器展「BIRTV 2010」のパナソニックブース(3号館/#3001)に同製品を出展する予定だという。