米パナソニックは、5月の全仏オープンテニスの3D中継放送に引き続き、全米オープンテニスも3D放送する。
これは、CBSスポーツが9月10日~12日の全米テニストーナメントを、パナソニックがスポンサーするDirecTVの3D番組専用チャンネル「N3D(チャンネル103)」経由で放送することによるもの。
パナソニックは、新しく米テニス協会(USTA)と公式スポンサーとして3年契約を結んでいる。試合中は、ルイスアームストロング・スタジアムのフェーム・ギャラリー内、インドア施設にある「US Open’s interactive tennis experience for fans and families」およびサウスプラザ内の3拠点に、パナソニックが提供する3D視聴ギャラリーが設置される。パナソニックはまた、3拠点のスタジアム内、およびコートに最も遠い場所にもデジタルサイネージ用ディスプレイを設置したという。
3D中継では、パナソニック社製の3DカムコーダでインタビューとCBSのプロダクション用のフッテージを記録する。ペアのHDカメラを実装した6台のカメラリグ、2台の3D中継車とCBSスポーツ放送チームが今回の3D中継を担当する。また、CBSでは3Dカメラ設置場所を通常のテレビ放送の時よりも低く、更にテニスコートに接近するように設置しており、選手のクローズアップや競技面積の広がりを更にダイナミックに映るようにするという。