デジタルコンテンツの企画、開発、制作、販売を行う株式会社ピコハウス(ピコハウス、東京都新宿区)は、「Blu-ray 3D」規格に対応したレコーダー/プレーヤー(※1)でフルHD 3D 再生が可能なBD-R ディスクをわずか数ステップの操作で作成するブルーレイディスクオーサリング・ライティング(※2)システム『Easy3D(イージー・スリーディー)』を10 月下旬に提供開始を発表した。
『Easy3D』は、「AVCHD」規格のフォーマットで作成された左目用および右目用のフルHD データを取り込み、「Blu-ray 3D」規格に対応したレコーダー/プレーヤーで3D 再生が可能なBD-R ディスクを作成する簡易オーサリング・ライティングシステム。ビデオデータ取り込みの過程で3D 再生に必要なストリームを再エンコードせずに作成することができるため、データ作成時間を短縮することができるという。また、メニューのテンプレートから背景やボタンイメージを選択して、登録したデータを自動的に配置することにより、短時間でメニューオーサリングを行う環境を提供する。
このオーサリング・ライティングシステムにより、制作現場のプレビュー、医療、3D デザイン、教材、整備(工程・メンテナンス)、アトラクション、官公庁・企業、結婚式・学校行事のイベント撮影などの用途でビデオ制作を行う事業者は、圧倒的な手軽さで3D コンテンツを制作できるようになるという。
(※1)2010 年9月時点で3D 再生の動作確認が完了している機器は下記の通りです。Panasonic DMR-BWT3000 / DMR-BWT2000 / DMR-BWT1000
Toshiba SD-BDT1
対応機器は順次追加予定です。
(※2)書き込みはBD-R ディスク(片面一層および二層)に対応しております。
書き込んだBD-R ディスクは、Blu-ray Disc プレス工場用のプレスマスターとして直接使用することはできません。