任天堂株式会社(京都府京都市)は、日本テレビ放送網株式会社(東京都港区)と株式会社フジテレビジョン(東京都港区)と事業提携し、任天堂が2011年2月26日に発売する携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに3D映像コンテンツの提供を受けることになったと発表した。
この事業提携により、家庭内外の無線通信環境下にあるニンテンドー3DS本体に対して、数分間のユニークな3D映像コンテンツが「いつの間に通信」を通じて毎日供給される。コンテンツはオリジナルの3Dショートコンテンツで、当面は広告を含む形で無料配信する予定。
「いつの間に通信」は、ニンテンドー3DSがスリープモードの時に、ニンテンドーゾーンや無線LANアクセスポイントを自動的に探索し、インターネットから情報・ゲームのデータ・無料ソフト・映像などを「いつの間に」か届けてくれる機能である。
「ニンテンドー3DS」の価格は、税込25000円。3D表示だけでなく、デュアルカメラによる3D撮影、モーションセンサー、ジャイロセンサー、インターネットブラウザ、ARゲームなどに対応。「いつの間に通信」のほかにもスリープモードの際に、自動的に他のニンテンドー3DSとデータ交換する「すれちがい通信」機能がある。