芸団協・実演家著作隣接権センター(Center for Performers’ Rights Administration、CPRA)は、社団法人日本音楽事業者協会(音事協)および社団法人音楽制作者連盟(音制連)とともに、社団法人日本ケーブルテレビ連盟(JCTA)およびその会員社と、平成23年度以降のケーブルテレビにおける放送の同時再送信の放送実演について、新契約を締結することに合意したと発表した。

平成18年の著作権法改正により、現在、CPRA、音事協と音制連の実演3団体は、日本ケーブルテレビ連盟と基本契約を締結するとともに、各ケーブルテレビ事業者と個社契約を締結して徴収を行っている。今回の新しい締結により、実演3団体は、平成23年度以降の放送実演についてJCTAおよびその会員社から使用料を徴収することになる。

また、実演3団体は各会員社と個社契約を締結するとともに、JCTAに使用料徴収業務の委託を行う。平成21年度以降のレコード実演の報酬については、引き続き協議中であるという。