エフエーシステムエンジニアリング株式会社(FASE)は11月17日から幕張メッセで開催される「InterBEE2010」にて、株式会社NHKメディアテクノロジーと共同ブースにて高精度3D機器と3Dコンテンツを展示する(ブース番号:7201)。

FASEは今春のNABでもNHKメディアテクノロジー社と共同出展しており、InterBEE2010では、3Dカメラシステム「3D-Surge Cam」や3D Composerシリーズ「3D FS Composer」といった新製品が紹介される。3D FS Composerは、3Dハイビジョンカメラの出力信号をフレームシーケンシャル表示方式のソニー製およびパナソニック製の3DTVに、ハイクオリティなハイビジョン3D映像を表示するための信号変換用コンポーザー。1080 24psf(23.97psf)の4:2:2フォーマットを入力できるデジタルシネマ用の変換コンポーザー「3D LR Composer24」もラインアップされている。

出展機材には、88uS以内の低遅延処理で左右眼用映像を水平方向に圧縮しひとつのハイビジョン信号に合成する「3D Side By Side エンコーダ」と、サイドバイサイド方式の3D立体映像を、元のハイビジョン信号に復元する「3D Side By Sideデコーダ」、そして天気マークスーパー用高速イベントメッセージ送出システムや3Dハイビジョン医療コンテンツなどが紹介される。