KDDI研究所は、11月17日より幕張メッセで開催される「InterBEE2010」にて、”Beyond 3D TV”と題して将来の映像アプリケーション技術と、高品質映像関連ソリューションの展示を行う(ブース番号:7209)。
技術展示では、8Kフル解像度の超高精細映像に対応した「8K UHDTVリアルタイム圧縮伝送システム」を実際に体感できるシアターを設置。「8K UHDTV」は、8Kフル解像度の超高精細映像に対応したリアルタイム圧縮伝送システムで、H.264/MPEG-4 AVCに独自拡張方式を追加した圧縮コーデックを用い、90Mbpsを下回る符号化レートにおいて高画質を実現したという。
また、サッカー等のスポーツ映像を、ピッチ内部や上空等カメラを配置不可能なあらゆる視点から視聴できる技術「スタジアム3D自由視点」や、CATV等の大画面向けコンテンツをPCや携帯電話向けに配信する「スリースクリーンサービス技術」、テレビや動画、音楽、電子書籍、Webページなど様々なメディアコンテンツに対する世間の注目度や満足度や意見を持って見ているかを、視聴状況やTwitterに投稿されたコメントから分析し視聴者の持つタブレットに表示できる「ソーシャルリモコン技術」などを紹介。
製品展示では、映像の品質検査の効率化を可能にする独自の自動画質評価機能を追加搭載した「MP-Factory」や、UQ WiMAXやインマルサットBGANを含む様々なネットワークを用いて映像のライブ・蓄積伝送が可能な携帯型ライブストリーミングソリューション「VistaFinder」を紹介する予定だ。