株式会社駒村商会は、ドイツ・シュナイダークロイツナッハ社のデジタルシネマ撮影用レンズ「Cine-Xenar(シネ・ゼナー)」を2011年2月より国内にて発売を開始すると発表した。希望小売価格は25mm/35mm/50mm/75mm/95mmモデルの5機種がいずれも税別698,000円。25mm~95mmレンズを5本セットパッケージは税別300万円を予定している。
「Cine-Xenar」はデジタルと35mmフィルムカメラの両方に対応するPLマウントを採用し、優れたボケ効果を創り出す18枚羽根の絞り機構を搭載している。レンズは全てシュナイダークロイツナッハが設計し、ドイツで生産を行っているという。オプションのマウントアダプターを装着することでキヤノンデジタル一眼レフカメラのEFマウントにも対応する(Cine-Xenar用 キヤノンマウント:希望小売価格は税別45,000円)。
今回発表された5機種はいずれも外形寸法が同一で、フォーカスやアイリスコントロールリングが同じ位置に設定されているため、レンズ交換などの作業が容易に行えるとしている。