米ソニー・クリエイティブソフトウェア社は現地時間12月22日に、Blu-ray 3Dサブタイトルアプリケーション「Z Depth」の新バージョン1.5を発表した。
ノンリニア編集ソフトウェア「Sony Vegas Pro 10」と一緒に使うことで、サブタイトルとメニュー用のメタデータファイル制作が簡単に行え、3D Blu-rayディスクのオーサリング編集環境のパフォーマンス向上に貢献するという。
Z Depth 1.5ではVegas Pro 10の3D編集機能を共有できるほか、出力モードもサイド・バイ・サイド、オーバー/アンダーやアナグリフモードに対応、編集およびビューワ-用のモニタリングモデルも追加された。3D修正ツールやリアルタイムでRAWステレオソースが使え、また、プロジェクトセッションでBDN XML フィールドのファイルロケーション、イベント開始/終了時間やX/Y/Z位置などを編集することができるようになった。
Z Depth で制作したBlu-rayディスク対応オフセット・メタデータは、BDN準拠を扱える他の汎用3D Blu-rayディスク用オーサリングシステムで使うことができる。Z Depth 1.0から1.5へのアップグレードは、昨年中に購入したユーザーならば無償で行える。