ティアック株式会社は、2Uサイズの業務用MDレコーダー/CDプレーヤー「MD-CD1MKIII」「MD-CD1BMKIII」を3月中旬よりタスカムブランドで発売する。メーカー希望小売価格は「MD-CD1MKIII」が税込み105,000円、「MD-CD1BMKIII」が税込み120,750円。

「MD-CD1MKIII」「MD-CD1BMKIII」は、同社「MD-CD1MKII」「MD-CD1BMKII」の後継機となる新製品。CDプレーヤーとMDレコーダーを独立して操作し同時に使用することができるほか、連続再生やCDからMDへの最大4倍速ダビングなどが行える。

CDプレーヤー部はオーディオCDだけでなくWAV/MP3ファイルが記録されたCDの再生が可能で、CD-R/CD-RWディスクにも対応。-50%~+16%のピッチコントロールはフロントパネルに装備の専用つまみで可変できる。MDレコーダー部はSP(ステレオ)、MONOのほか、LP2、LP4のロングプレーモードに対応。

入出力端子では、アンバランスアナログ入出力およびCOAXIAL、OPTICALデジタル入出力を装備。「MD-CD1BMKIII」ではさらにアナログバランスXLR入出力も装備する。いずれの機種もRS-232Cシリアルコントロールにも対応しており、遠隔制御が必要な現場への導入も可能としている。