ソニー・ヨーロッパは、スポーツ競技でボールのイン・アウトを判定するサービス事業を展開している英国のHawk-Eye社(ホークアイ)を買収したと発表した。
ホークアイは、競技場に設置した複数のカメラからボールの軌道を独自プログラムで瞬時に解析する技術を用いた「判定オペレーションサービス」をスポーツ大会主催者に提供しているほか、CG画像を現場で生成し、バーチャル・リプレイとして再現し放送事業者へサービスを提供している。これらのサービスは国際テニス協会や国際クリケット協会で公式判定技術として認定され各種大会で採用されているという。
ソニーはスポーツスタジアム向けにHD・3Dコンテンツ制作機材やデジタルサイネージ、セキュリティカメラ、大型LEDスクリーン等のソリューション事業を展開しているが、ホークアイの技術をスポーツスタジアム向けソリューションビジネスの強化・発展における重要な補完要素として積極的に活用していくとしている。