米Cache-A社は4月に米ラスベガスで開催されるNAB2011にて、同社初となるLTFS (Linear Tape File System:リニアテープ・ファイルシステム)ベースのLTO-5(Linear Tap-Open)アーカイブ・アプライアンスを初公開する(ブース番号SL8209)。

LTO-5は、カートリッジ1巻あたり3TB(圧縮時)のデータを高速でバックアップを可能とする、第5世代のLTO規格。このディスクのように扱えるLTFSベースのLTO-5アプライアンスは、米HP社と技術提携をして開発されたもの。

オープンソースソフトウェアベースにより、メディアコンテンツを様々なオペレーションシステムやソフトウェアアプリケーション間でインターチェンジできる。主要な特長として、ネットワーク上でマルチユーザーのアクセスに対応、データベース検索からリストアする際もドラッグ-ドロップ操作で行えるほか、長期のデータ保有必要条件を満たしていることや、クロスプラットフォーム対応、自動ライブラリシステムとして拡張できることがあげられる。