米ラスベガスで開催されたNAB2011で、米パナソニック・ソリューションズ社が開催したプレス発表会にて、2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震においてパナソニック製のメディア供給には大きな影響がないことを明らかにした。

米パナソニック・ソリューションズの副社長 ジョン・ベースリー氏は「弊社のスタッフの安否、工場の操業の状況について心配された方々から沢山の問い合わせがあった」と日本のパナソニック株式会社に代わって述べた。「弊社の生産工場は震災で最も影響を受けた地域からは離れてはいるが、部品供給会社が震災地にあったため、製品化にする組み上げの部分において支障が発生した。ただ現在、部品不足となりうる製品モデルを確認しており、見込みとしては無理なく短期間で解決するだろう。」と説明した。

P2カードに関しては全く影響ないという。P2カードを使うP2 HDカメラレコーダーは、ワールドワイドで20万台以上が市場に出回っている。