株式会社IMAGICAは、3D映像制作サービス拡充の一環として、Bi2-Vision株式会社製の標準輻輳3D生成ソフト「BinoQ-P1-PP」を導入したと発表した。

「BinoQ-P1-PP」は、東京工業大学・張暁林 准教授の研究成果に基づいて構築された眼球運動神経システムのモデルをもとに、人間の両眼の正常な相対位置関係である標準輻輳を保つことで、眼に優しい3D映像を自動調整で生成できるソフトウェア。

IMAGICAによると、3D映像を制作する際は、視聴者が疲労や不快感を感じることのないように適正な視差範囲に調整する必要があるが、「BinoQ-P1-PP」を3D映像制作サービスに導入することで、ノンリニア編集機などで手作業で行っていた視差や歪みの調整にかかる負担を軽減させるほか、より安全性の高い3D映像の制作と視差調整作業の時間短縮が可能になるとしている。