アストロデザイン株式会社は、デジタルサイネージ向けのHDCP対応デジタルマトリックススイッチャー「メディアインテグレータ MI-2100」を発表した。出荷開始時期は2011年10月1日を予定しており、参考価格は150万円から。
「メディアインテグレータ MI-2100」は、大型のデジタルサイネージを効率的に構築できる、多機能デジタルマトリックススイッチャー。アナログ信号処理をデジタル処理に置き換えることで、入出力ともにHDMIをサポートしたほか、複数の入力周波数を一つの出力周波数に変換するスキャンコンバータ機能も内蔵している。また、コンテンツの不正コピーを防止する著作権保護技術HDCPにも対応しており、様々な映像機器を接続することができるという。その他、SD/HD-SDI、VGA、コンポーネント、コンポジット(I/P 変換対応)に対応する。
同社によると、本製品が従来の映像切替器の枠を超えた多機能デジタルマトリックススイッチャーの新次元の製品として位置づける意味で、本製品を「メディアインテグレータ」と呼称している。なお、本製品は6月8日から10日まで千葉・幕張メッセで開催されるデジタルサイネージジャパン2011の同社ブースにて初展示が行われる予定だ。