グラスバレー株式会社は、ファイルベースメディアCM搬入基準Ver.1.00に準拠した「ファイルベースメディアCM搬入用素材作成システム」および「ファイルベースメディアCM搬入素材CMバンク登録対応システム」の販売を開始した。
希望小売価格は、ファイルベースメディアCM搬入用素材作成システムが580万円、ファイルベースメディアCM搬入素材CMバンク登録対応システムが450万円。先着20セット限定でキャンペーン価格が用意されており、ファイルベースメディアCM搬入用素材作成システムが498万円、ファイルベースメディアCM搬入素材CMバンク登録対応システムが398万円(いずれも税別価格)。HDWS 3Gシリーズを基本とした本製品は、業界標準のCMメタデータプラグインを活用することにより、テープベースのCM搬入からファイルベースメディアでの搬入への移行をよりスムースに行うことができるとしている。
ファイルベースメディアCM搬入用素材作成システムは、XDCAMのプロフェッショナルディスク、P2カード、GFPAKの3方式に対応。HD/SD-SDIインタフェースを使ったテープベースメディアからのインジェストにも対応しているという。HDWS 3G ELITEでインジェストしたファイルは、新開発された「EDIUS CM Metadata Exporter」によってCM搬入用に適したファイルフォーマット及びXMLデータが作成され、メディアへと出力される。
ファイルベースメディアCM搬入素材CMバンク登録対応システムは、HDWS 3Gに接続されているファイルベースメディアを自動で認識、ダイレクトにプレビューできることでCMバンクへの登録をスムースに行えるシステム。なお、両システムは、CM搬入や登録の機能を備えながらハイエンド編集端末としても使用することができるため、CM搬入用に使用していない時には、他の作業に流用することも可能だ。