文化庁は、第24回東京国際映画祭期間中に、国内外の映画製作活動や上映活動における新しい取り組み事例や旬な映画文化の流れをアカデミックな視点で紹介するシンポジウム「第8回文化庁映画週間シンポジウム -MOVIE CAMPUS-」を開催する。

本年度は「映画でつながろう」をキャッチフレーズに、2部構成での実施を予定。第一部では、アニメーションに焦点をあて、アニメーション映画の制作においてこれから求められていくもの、取り組むべき課題や目指すべき方向についてディスカッションを行う。第二部では、映画の力を見つめ直しつつ、新たに人と映画をつなげる取り組みやその可能性を探っていくとしている。詳細は以下より。

シンポジウムへの参加は無料だが、10月18日までの事前申込みが必要だ。定員に達し次第締め切りとなる。申込みは以下の第8回文化庁映画週間PRサイトより。
http://bunka-cho-filmweek.jp/moviecampus/index.html

シンポジウム ‐MOVIE CAMPUS‐

会 期:2011年10月28日(金)
    第一部 13:00~15:00
    第二部 15:20~17:20
名刺交換会: 17:25~18:00 終了予定
場 所:六本木ヒルズ49 タワーホール

以下、リリースより引用

<第一部>:「今、日本のアニメーション映画の未来を考える」 (13:00~15:00)

◆国内外から注目されながら益々多様化している日本のアニメーション!アニメ業界 を担う才能たちが集合し、それぞれの立場でアニメの未来をディスカッションする。

●ゲスト:布川郁司(株式会社ぴえろ代表取締役/一般社団法人日本動画協会 理事長)
     風早完次(東映アニメーション株式会社 取締役 経営戦略本部 海外ライセンス事業部長兼海外戦略推進部長)
     鈴木亜矢(アニメーター)
     アニメーション映画監督(調整中)
     氷川竜介(アニメ評論家)

●モデレーター:岡本美津子(東京藝術大学 映像研究科アニメーション専攻 教授)

<第二部>:「映画でつながるために。
         ――風穴を開けつづける映画業界の挑戦者たち」 (15:20~17:20)

◆映画業界に大きな影響を与えた先駆者の阿部秀司氏、斬新な切り口でヒットを飛ばす 川村元気氏を迎え、旬な新しい取り組みを紹介しながら映画の未来を考える!

●ゲスト:阿部秀司(株式会社阿部秀司事務所/株式会社ROBOT創業者・顧問)
     川村元気(映画プロデューサー)
     梅津文 (GEM Partners株式会社代表取締役)

●モデレーター:斉藤守彦 (映画ジャーナリスト)

主催:文化庁、共催:公益財団法人ユニジャパン 協力:一般社団法人日本動画協会
一般社団法人日本アニメーター・演出協会

文化庁映画週間サイト:http://bunka-cho-filmweek.jp/