テクノロジー・ジョイント株式会社は、来る2011年11月16日から千葉・幕張メッセで開催されるInterBEE2011にて、DIマネージメントシステム、4Kカメラ、ファイルベースレコーダといった、リアルタイム4Kワークフローで活躍する一連のシステムを最新のバージョンで展示する(ブース番号8208)。
DIマネージメントシステムでは、米ASSIMILATE社 の「SCRATCH」(上写真)を紹介。SCRATCHは、GPUをフル活用したソフトウェアベースのオープンアーキテクチャを基盤とした、リアルタイムで解像度制限のないDIマネージメント&カラーグレーディングシステム。 最新バージョンから対応したMacプラットフォームでの展示も行われる予定。
4K 60pに対応するデジタルカメラシステム 「Lumiere」は、1台の4K x 2Kデジタルカメラから4096 x2048画素12bit映像を60fpsプログレッシブで記録することができる。
また、米Cinedeck社のポータブルHDレコーダーの新製品「Cinedeck RX」を展示する。Cinedeck RXは4RUハーフサイズのマルチチャンネルフォーマットに対応するHDレコーダー。最大2系統の入力を異なるコーデックで同時に収録する機能の「ダブルデュアルストリーム」を搭載している。ダブルデュアルストリームでは、1つの入力信号から非圧縮HD4:4:4とApple ProResコーデックの2ファイルを同時収録、または2台のカメラからの入力信号を1台のCinedeck RXで同時収録することができる。S3D収録機能も標準搭載し、非圧縮HD・Cineform・ProRess・DNxHDから任意のコーデックで収録して、その場で3D映像のプレビュー・再生することができる。
この他、今年から取り扱いを開始した米Fast Forward Video社のファイルベースレコーダー「sidekick HD」など、多数の製品群を出展予定だ。