ヤマハ株式会社は、Lab.gruppen/Lakeとの技術提携によって開発されたDSPカード、MY8-LAKEを来春発売予定とアナウンスした。価格は未定。

MY8-LAKEはヤマハのデジタルミキサー上で駆動するDSPカード。Lab.gruppenのLake Processing技術をもとに、Mesa EQやIdeal Graphic EQ、Linear Phase Crossoverを用いた、直感的な音作りを可能にする。

8イン/8アウトのMesaモード(システムEQ)、4イン/12アウトのContourモード(クロスオーバー)、またはその組み合わせのモードが選択可能。デジタルミキサーのインサートポイントや、MY8-LAKEのAES/EBU端子を活用することでフレキシブルにシステムを構築できる。

サンプリング周波数は96kHz、88.2kHz、48kHz、44.1kHzに対応。PCアプリケーション「Lake Controller」から他のLake機器も含め一元管理が可能で、また、音響測定ソフト「Smaart」との親和性により快適なスピーカーチューニングが行える。さらに、1,000種類以上のスピーカープリセットが用意されており、それぞれのスピーカーに応じた最適な音作りを実現したとしている。