米Microsoftは12月7日(現地時間)、AppleのiOS向けアプリ「My Xbox LIVE」をリリースしたことが、Xbox LIVEディレクターLarry Hryb氏のブログより明らかになった。

iPhone、iPad、iPod touchで利用でき、日本語仕様のアプリもApp Storeから無料でダウンロードできる。

My Xbox LIVEのインターフェースはWindows 8やWindows Phone 7と同じMetro UIが採用されている。Xbox LIVEフレンドとのメッセージの交信、3Dアバターの着せ替え、ゲームやアプリの新着情報やフレンドの実績チェックなどができる。実はこれは、同日Windows Phone向けにリリースされたアプリ「Xbox Companion」とは同じ仕様ではない。

Xbox Companionは、モバイルアプリとしては始めてゲームプラットフォームと連携させたもので、Bingエンジンを使ったXbox LIVE内のコンテンツを検索する機能や、Windows Phone端末をXbox 360を操作するリモコン代わりに使えるようにする機能がある。Microsoftは近年、コンテンツプロバイダーとタイアップし、Xboxをビデオゲームのプラットフォームからホームエンターテイメント向けとして拡張しつつある。日本でもhuluのサービスが利用できるようになったが、米国では、Netflix、Hulu Plus、ESPNやMSNBCからコンテンツが楽しめるようになった。またYouTubeやVuduも近々追加され、来年中にはMLB.TV、HBO Go、CinemaNow、XfinityオンデマンドがXbox LIVEで楽しめるようになるという。

(山下香欧)