AJA Video Systems社は、同社製ポータブルレコーダーKi ProおよびKi Pro Mini用のファームウェアv3.0を公開した。ダウンロードは以下より無償で行える。
http://www.aja-jp.com/download/driver/

主な新機能は以下のとおり。

(以下、同社リリースより引用)

  • FireWire 800を介したデータ転送(Ki Pro):
    Media Stateメニューパラメータの設定により、FireWireポートを搭載するAppleのコンピュータとの間でデータの相互転送を行うことができます。
  • LANコネクタを介したデータ転送(Ki Pro, Ki Pro Mini):
    Media Stateメニューパラメータの設定により、Web UIコントロールを介してデータ転送を行うことができます。
  • SDI出力にタイムコードおよびトランスポートステータスをスーパーアウト出来る機能を追加(Ki Pro, Ki Pro Mini)
  • Web UIによるプレイリスト機能を追加(Ki Pro, Ki Pro Mini)
  • FireWire400ポートのサポート(Ki Pro)
    サポートされるカメラからのスタート/ストップ命令、ならびにタイムコードをサポートします。この機能はLTC、SDIタイムコード出力を持たないHDVカメラを使用する場合に便利です。
  • HDMIタイムコードをサポート(Ki Pro Mini):
    – SONY NEX-FS100やNXCAMからのタイムコード出力に対応
  • ExpressCard/34のサポート(Ki Pro):
    注意 : このファームウェアのアップデートでは、スロット1のみが有効となります。(スロット2はサポートされません)推奨のExpressCard/34 メディアを使用することが出来ますが、Apple ProRes422(HQ)220Mbpsはサポートされません。推奨メディアの最新リストについては、AJAのWebサイトを参照してください。
  • RS-422機能の強化。Avid Media Composerのサポートを追加(Ki Pro)
  • LANCサポートを追加(Ki Pro)
  • Canon製カメラの1080VFRサポートを追加(Ki Pro, Ki Pro Mini)
  • デバイス設定のプリセット保存、呼び出し機能を追加(Ki Pro, Ki Pro Mini)
  • 収録中に入力信号が途絶した際も収録を継続するオプション機能を追加(Ki Pro, Ki Pro Mini)
  • 入力タイムコード値を新しいステータスページ上で収録前に表示する機能を追加(Ki Pro, Ki Pro Mini)