ブラックマジックデザイン株式会社は、中国、北京のテレビ制作スタジオMotion MagicがDaVinci ResolveカラーコレクションシステムならびにCompact Vidohubルーターを導入したことを発表した。
Motion Magicは、人気オーディション番組の中国版である「China’s Got Talent」のために設計されたポストプロダクションスタジオで、番組開始当初から一連のサービスを提供してきた。同スタジオは、「China’s Got Talent」の理想的なポストプロダクション・ソリューションを実現するためスタジオを改築し、DaVinci Resolveならびに2式のCompact Videohubを組み込んだワークフローを導入した。
Motion Magicのシステム部門監督であるRick Lee氏は次のようにコメントを寄せている。
「Blackmagic DesignのDaVinci Resolveは低価格ですが、優れた機能を搭載しており、非常に高性能です。また、幅広いサードパーティのハードウェア・コンポーネントと互換性のあるオープンアーキテクチャを使用していますが、これはテレビ番組のカラーグレーディングに不可欠です」
「Resolveは、『China’s Got Talent』の製作に大きく貢献しました。『China’s Got Talent』は締め切りが非常に厳しいテレビ番組ですが、DaVinci Resolveのリアルタイム性とPower Mastering機能により、時間を大幅に短縮することができたのです。また、ノイズリダクション機能により、必要/不必要な情報を目立たせることなく、簡単にノイズを除去することができました。『China’s Got Talent』以外にも、Resolveを使用して劇場映画やドキュメンタリーのカラーコレクションを行っています」
Motion Magicはまた、これまで使用していたマニュアルパッチングボードの代替として、40×40系統のBlackmagic Design Compact Videohubルーターを2式導入し、すべてのビデオ接続ならびにスイッチングに使用している。
「ビデオルーターは、マシンルームの心臓部であり、最も高い信頼性が必要とされます。Blackmagic Design Compact Videohubは、低価格ですが非常に信頼性が高いです。さらに、Compact Videohubは、マニュアルパッチングが必要なく、Apple iPadやコンピューターから簡単にスイッチングコントロールが可能です。これにより、ケーブルの損傷や信号妨害がなくなり、利便性が飛躍的に向上します」